心がすり減る瞬間がある。
ホルモンバランス、季節の変わり目、他人のちょっとした悪意、何者にもなれない自分への不安。
いろんなものが重なったとき、いつもなら通り過ぎていく感情が、ふと自分の隣で止まってしまう。
今日はそんな日。
こんな風に一人で泣くのはいつ以来だろうか。誰かに弱みをさらすこともどんどんできなくなって、自分の中で爆発する。
もう何もやる気が起きない、と思った。
家に帰って洗濯物を取り出す気にも、ご飯を作る気にもなれない。
ただひたすら涙をこぼしてそんな自分を責める。
一通り泣き終わって、ようやくソファに座る。
そんなとき、くどうれいんさんの「湯気を食べる」の表紙が目にとまった。
この本を読んだ時のいろんな感情がばっとよみがえって、負けてたまるかと思えた。
勢いのままパソコンを開いて文字を打つ。
今日の夜ごはんはセイコーマートのかつ丼。
落ち込んで、元気になったら食べたいのはかつ丼。
泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけますってカルテットのマキさんが言ってた。
…趣味で読んでる本やドラマが私を助けてくれる。そんな夜。
食べて寝れる、その力があるうちは私はまだまだ大丈夫。
まだ9月始まって少ししか経っていないのに、貴重な9月のひとりごとを使っちゃった。
でも文字を書いたら元気になれた。よし、頑張ろう。自分に負けない。
※もう本当に私のただの感情日記すぎて、もしここまで読んでくれた人がいたとしたら、本当にありがとうございます。。。


