こんにちは、登山初心者のなちです🔰
今回は、北海道の大雪山連峰のひとつ「黒岳」(標高1984m)に登ってきました。
層雲峡温泉街からアクセスでき、ロープウェイとリフトを利用して7合目から登山を始められることから、登山初心者にも人気です。
山頂からは旭岳をはじめ大雪山の雄大な景色を楽しむことができ、観光と登山を組み合わせた1日旅にもぴったりです!
※北海道の山では熊の存在を常に意識する必要があります。直近でも別の山で熊による凄惨な事故がありました。
黒岳でも目撃情報があります。必ず事前に情報を確認し、自己判断・自己責任の下で登山をしてください※
🥾登山体験記【当日の流れ】
AM6:00 黒岳ロープウェイ駅に到着
層雲峡ビジターセンターのすぐそば、温泉街の中にある、黒岳ロープウェイ層雲峡駅に車を停めて登山スタート。
ロープウェイの営業時間は夏季期間中AM6時~PM18時。
AM6時に駐車場についた時には既にほぼ満車状態。
仮に満車になった場合は少し離れた場所になりますが、駐車できます。

こちらでロープウェイ&リフトの往復券を購入。
セットの往復券が最もお得なので買い間違いに注意です。


AM6:30 黒岳駅に到着!
ロープウェイは20分間隔で運行。7分で黒岳駅(黒岳五合目)に到着します。
※お手洗いはこの黒岳駅が最後となります!必ず済ませてからリフト乗り場に向かいましょう。
トイレットペーパー完備の水洗式の綺麗なトイレです。

AM6:40 黒岳資料館に到着
ロープウェイ駅からリフト乗り場までの間にある、黒岳資料館に立ち寄りました。
ほとんどの方が素通りでしたが、黒岳でみることができる植物や黒岳の四季についてなど簡単に学べるので、登山初心者の方にはおすすめです!

AM6:45 リフト乗り場に到着

リフトに乗ること約15分。
眼下にはたくさんの植物も広がっています。
先ほどの黒岳資料館で習ったエゾトリカブトもたくさん🌼

AM7:00 黒岳7合目に到着!!

ここまではリフトとロープウェイを使って誰でも来ることができるため、登山者と観光客が混ざり合っていました。

AM7:05 登山スタート🏔
登山者名簿に名前を書き、ヒグマの最新情報などを最後にチェックしてスタートです。
かなりたくさんの登山者がいますが、自分の身は自分で守ることを忘れずに!



登山道の様子|老若男女に人気の理由
7合目から山頂までは片道約1時間半。
道はよく整備されており、岩場は少なめで歩きやすい印象でした。
歩きやすいとは言え、泥や岩場もあるため登山靴は用意しましょう。
スニーカーで登る人もいましたが、やはりケガのリスクは高く誰かに迷惑をかける可能性が高まります。


登山者は多く、シニア世代や家族連れ、若いカップルまで幅広い層が訪れていました。
途中ではリスに出会える場面もあり、自然の豊かさを感じられました。
登山途中の景色も綺麗です。

山で咲く花たちも🌼

AM8:20 山頂の絶景|霧から一転、旭岳方面まで広がる景色
山頂到着時は霧で真っ白。


綺麗に見えないな~残念だな~と思いながら30分ほど休憩していると…
旭岳方面まで見渡せる大パノラマが広がりました!!
霧の切れ間から一気に景色が開ける瞬間は感動的。

山の天気は変わりやすいため、少し待つだけで絶景に出会えることもあります。
AM9:00 下山開始

登りはもちろん、下りもだんだんと辛くなってくるのが登山。
足がプルプル震えだします。
AM10:30 ロープウェイ層雲峡駅まで戻り、コロンビアカフェで一休み。
ロープウェイ層雲峡駅(山麓駅)の3階にオープンしたBLACK MOUNTAIN COFFEE by Columbiaにて一休み。
綺麗で涼しく、おいしい本格的な珈琲を頂けます。
Columbiaさんが展開されているため、登山者ウェルカムな雰囲気も嬉しいです。



山の天気は変わりやすい|服装と装備のポイント
黒岳を含む大雪山系は天候の変化が激しいエリアです。
私が登った日も登山口は霧に包まれていましたが、山頂では一転して青空と絶景が広がりました。
防寒着・レインウェアは必須。
また登山道は常に直射日光が当たります。帽子を忘れるとかなり危険です!
夏場は虫が多く、顔の周りを飛び回られることもしばしば。
快適に登るために虫よけスプレーがあると安心です。
下山後の楽しみ|層雲峡温泉と旭川ラーメン
層雲峡の日帰り温泉で疲れを癒す
下山後はすぐそばの層雲峡温泉へ。
多くの宿で日帰り入浴が可能です。黒岳の湯は日帰り入浴専門で多くの登山者が訪れるとか。
私たちはゆっくり過ごしたかったため、黒岳の湯と比較して少しお高いですが、ホテル大雪の日帰り入浴に行きました。
- 利用時間 11:00 – 17:00
- 入浴料金 大人1,500円/小人1,200円
- レンタルタオル 400円

登山の疲れがほぐれていくのを感じました♨
館内の休憩スペースも使用できるため、私たちは一休みしていきました。
本場の旭川ラーメンで登山の締めくくり
昼食は旭川市街まで移動し、名物の旭川ラーメンを堪能(15時についたのでかなり遅い昼食)
濃いめの醤油スープと縮れ麺が空腹に染みわたり、登山の締めくくりに最高でした。

まとめ|初心者にもおすすめの黒岳登山モデルコース
- ロープウェイ&リフトで7合目から登山でき、初心者も安心
- 熊や天気の最新情報チェックは必須
- 登山道は整備され歩きやすいが、虫対策は忘れずに
- 山頂ではタイミング次第で旭岳方面の絶景に出会える
- 下山後は層雲峡温泉&旭川ラーメンで大満足
黒岳は「登山+観光+グルメ」を一度に楽しめる、北海道ならではの山旅スポット。初心者でも挑戦しやすく、自然の感動と旅の楽しさを両立できるおすすめの山です!