「一生に一度は見たい夜景」とも称される函館の夜景。
長崎、香港と並び、「世界三大夜景」に数えられるその絶景は、訪れる人すべてを魅了します。
今回は、定番のロープウェイではなく、「函館山登山バス」を使ったアクセス方法にスポットを当て、実体験をもとに詳しくご紹介します!
1. 函館山の夜景を見るには?基本情報まとめ
函館山の夜景を見るベストな時間帯は、日没後30分~1時間以内。
空にわずかに残る青みと街の灯りが絶妙に重なり合う、「マジックアワー」を楽しめます。
また、季節によって夜景の雰囲気も変わります。
- 夏:空気はやや霞みやすいが、暖かく快適に過ごせる
- 秋~冬:空気が澄み、よりクリアな夜景が楽しめる
防寒対策をしっかりすれば、秋冬の夜景観賞は特におすすめです!
2. 登山バスで行くメリットと流れ
登山バスのメリット
函館山へ行く交通手段にはロープウェイやタクシーもありますが、登山バスにはこんなメリットがあります。
- 料金がリーズナブル
- 待ち時間が少なく、スムーズに乗車できる
- ロープウェイより混雑していないため穴場!
バスの乗り場・料金・時刻表
私が利用したのは、函館バス株式会社が運行する1系統・函館山登山バスです。
出発地は函館駅前のほか、函館国際ホテルなど主要ホテル付近からも乗車できます。

- 【料金】大人片道700円(往復1400円)、小人350円(往復700円)
- 【支払い方法】現金、函館バス専用1日乗車券(カンパス)、はこだて旅するパスポート、いさりび1日カンパス、全国相互利用交通系ICカード使用可。
※2025年4月から市電・バス共通1日・2日乗車券は使用不可となりました。 - 【所要時間】約30分
- 【運行時間】時期により異なるため、函館バス公式HPで要確認
※冬季通行止め期間中は運休。冬に訪れる場合はロープウェイをご利用ください。
2025年4月現在の情報はこちらから!
バスの雰囲気
私が乗ったときは、立っている方も一部いたものの、混雑しすぎることはありませんでした。
函館山登山道に入ると、途中の展望ポイントではバスが徐行運転してくれ、車窓からの景色も楽しめました!
ロープウェイとはまた違った道中の魅力があります。
3. 函館山山頂での過ごし方
展望台の様子
山頂の展望台は想像以上に広く、何層にも分かれたスペースがあります。
中でも人気なのは、最上段のオープンデッキ。
左右対称に広がる函館の街並みと、輝く湾曲のラインが一望できます。
写真スポットとおすすめポイント
写真撮影には三脚があると便利かと思いましたが、実際には人が多すぎて三脚を立てるスペースは確保できませんでした…。
私が到着したのは日没45分前。すでにかなりの人で賑わっており、日没時間にはさらに大混雑。
混雑を避けたい方は、完全に日没後の時間帯を狙うのもおすすめです。
日没時間

日没15分後

日没25分後

日没30分後


きれいな空と夜景の変化を楽しめました~!ちなみにカメラはZV-E10使用です✨
持っていってよかったもの
- 防寒着(特に秋冬は必須!)
- スマホ用モバイルバッテリー(寒さでバッテリー消耗が早いため)
- カメラ(夜景モード搭載機がおすすめ)
4. 帰りの注意点
帰りのバスは、夜景終了後の時間帯に一気に混み合います。
特に週末や観光シーズンは、バス待ちの長い列ができることも。
できれば、1本早めのバスを目指すと安心です。
私は20分前から並び、15分前には乗車開始。無事に座って帰ることができました!
また、最終バスの時間は必ず事前にチェックしておきましょう。
5. 実際に行った感想・まとめ
初めて函館山の夜景を目にした瞬間、その美しさに思わず息をのみました。
登山バスを利用したおかげで、慌てることなくアクセスでき、夜景をじっくり堪能できたのも嬉しいポイントです。
これから行く方には、ぜひ次の3つをおすすめします。
- 事前の時刻表チェック
- 防寒対策の徹底
- 写真スポットの事前リサーチ
函館を訪れる際は、登山バスを活用して、最高の夜景体験を楽しんでくださいね!