札幌から車で約4時間。道東・釧路は、湿原や阿寒湖の自然、そして海鮮グルメで人気の旅行先です。
今回、3泊4日で旅行に行ってきました。
残念ながら天候に恵まれず、夕日や遊覧船を断念する場面もありましたが、それも含めて「リアルな旅行記」としてお届けします。
1日目|札幌から釧路へ。勝手丼と炉端焼きを満喫!
午前:札幌から釧路へ車で移動
朝8時にレンタカーを借りて札幌を出発。
道央道を経由して帯広を抜け、釧路へ向かいます。
約4時間のロングドライブですが、北海道の優大な景色を眺めながらの移動は退屈せず楽しめました!
昼:和商市場で名物「勝手丼」
釧路駅近くにある和商市場でランチ。
ここでは、ご飯を買ってから市場内の鮮魚店で好きな具材を購入して、自分だけのオリジナル海鮮丼を作れます。
今回はサーモン・イクラ・ホタテなどを盛り付け。
新鮮なネタはどれも美味しく、観光客だけでなく地元の人にも人気なのも納得です。

午後:釧路湿原の展望台めぐり(細岡展望台・サルボ展望台・コッタロ展望台)
昼食後は釧路湿原国立公園へ。
細岡展望台からは釧路川が蛇行する雄大な景色が見え、曇り空でも迫力を感じました。
次に訪れたコッタロ展望台は人が少なく、静けさの中で湿原をじっくり堪能できました。
どちらも駐車場から徒歩10分程度で展望台に到着するので気軽に訪れることができます。


サルボ展望台も駐車場から展望台まで徒歩15分程度でつくようですが、山道&他に駐車している車がなかったことから、熊との遭遇リスクなども考え、今回はやめることにしました…!
夕方:幣舞橋で夕日鑑賞(残念ながら見られず)
市街地に戻り、釧路駅周辺をぶらぶらしつつ釧路のシンボル「幣舞橋」へ。
ここは「世界三大夕日」として知られる名所ですが、この日はあいにくの曇天で夕日は見られませんでした。
それでも歴史ある橋を歩けたことは良い思い出です。

夜:炉端焼きで釧路の味覚を堪能
夜は炉端焼き発祥のお店”炉ばた”へ。
カウンターに並んだ食材を目の前で炭火で焼き上げてもらえるスタイルは迫力満点。
さんまやシシャモ、イカ焼きなどを注文し、釧路の夜を美味しく締めくくりました。

宿泊:スーパーホテル釧路駅前
釧路駅からすぐの立地で便利。
リーズナブルながら大浴場や朝食付きで、観光の拠点に最適なホテルでした。
2日目|釧路湿原としつげん55パス対象施設をめぐる1日
この日は残念ながらあいにくの天気。当初の予定を変更して過ごしました。
朝:シャケ番屋で炉端焼き朝食
朝食は釧路港近くのシャケ番屋へ。
炉端で焼きたい海鮮を自分でショーケースから選び、ご飯や味噌汁と一緒にいただけます。
朝から贅沢…!特に土日は並ぶ可能性が高いのでご注意を!

午前:温根内木道と釧路市湿原展望台
釧路湿原をさらに満喫すべく、温根内木道を1時間コースで散策。
湿原を間近に感じられる木道は歩きやすく、植物や野鳥の観察にもぴったりです。
続いて釧路市湿原展望台にも立ち寄り、こちらも1時間ほど散策をし、展望台から広がる景色を眺めました。
散策後は”しつげん55パス”を購入し、展望展示施設を見学しました。


昼:まるひらラーメン
釧路市内に戻り、老舗の「まるひらラーメン」でランチ。
透き通ったスープのあっさり醤油ラーメンはシンプルながら深い味わいで、地元の方に愛されている理由がよく分かります。

午後:しつげん55パスで観光施設めぐり
釧路市内の観光施設を巡れる「しつげん55パス」を利用して、以下を見学:
- 釧路市博物館:釧路湿原やアイヌ文化を学べる展示が充実
- 釧路市丹頂鶴自然公園:保護された丹頂鶴を間近で観察
- 釧路市阿寒国際鶴センター:鶴に関する研究や展示を見学

天気に恵まれなかったこともあり、急遽しつげん55パス対象施設をめぐることにしました…!
ただ、丹頂鶴自然公園&阿寒国際鶴センターは外の丹頂鶴見学がメインとなるので雨の場合はお気を付けください。
夜:ニュー阿寒ホテルのビュッフェ
阿寒湖へ移動し、ニュー阿寒ホテルに宿泊。
湖を望むレストランでビュッフェを楽しみました。品数豊富で、旅の疲れを癒す豪華な夕食でした。
3日目|阿寒湖とアイヌ文化に触れる
朝:ホテルのビュッフェ朝食
ニュー阿寒ホテルの朝食ビュッフェでスタート。湖を眺めながら食べる朝ごはんは格別でした。
午前:アイヌコタン散策と古式舞踊
阿寒湖畔にあるアイヌコタンを散策。
木彫り工芸品や土産物店を見ながら、アイヌ文化に触れることができます。
11時からは古式舞踊を鑑賞。独特の音楽と舞は迫力があり、心に残る体験でした。
(演舞時間は約30分です)

午後:阿寒ビジターセンターとボッケ散策
天候が良ければ遊覧船に乗りたかったのですが、この日も残念ながら断念(欠航ではなかったです)。
代わりに阿寒ビジターセンターを訪れて自然や動植物について学び、その後は遊歩道を歩いてボッケ(泥火山)を見学しました。
自然の力強さを感じられるスポットです。

昼:バーデパンで軽食
湖畔のパン屋「バーデパン」で軽いランチ。落ち着いた空間で観光の合間にぴったりでした。

夜:ホテルの夕食とラビスタ阿寒川
夕方に「ラビスタ阿寒川」へ移動。川沿いの静かな環境で温泉と夕食を楽しみました。
自然に囲まれた宿で、贅沢な時間を過ごせました。
4日目|ナイタイ高原牧場と帯広の豚丼
朝:ホテルでのんびりチェックアウト
ラビスタ阿寒川はチェックアウトが12時なので、最終日の朝はゆっくり過ごせました。
川のせせらぎを聞きながら、温泉やラウンジで最後まで滞在を満喫。
昼:オンネトー&ナイタイ高原牧場へドライブ
阿寒湖から帯広方面へ。
途中、オンネトー&ナイタイ高原牧場に立ち寄りました。
私たちが訪れた日は生憎の天気でしたが…天気が良ければ絶景ドライブが楽しめます。

午後:帯広で豚丼ランチ
帯広市内に入り、名物の豚丼をいただきました。
分厚い豚肉に甘辛いタレが絡み、ご飯が進む絶品グルメ。
釧路旅行の締めくくりにぴったりでした。

夕方:札幌へ帰路
パーキングエリアに寄りつつ、帯広から札幌まで約3時間のドライブで旅を終えました。
まとめ
今回の釧路3泊4日旅行は、天候に恵まれない部分もありましたが、それでも釧路湿原の雄大さ、阿寒湖の自然、そして数々のグルメを堪能でき、大満足の旅になりました。
- 和商市場の勝手丼と炉端焼きは必食グルメ
- 釧路湿原は展望台も木道散策もおすすめ
- 阿寒湖ではアイヌ文化や自然をじっくり体感
- 帯広での豚丼が旅のラストを飾る(天気に恵まれなかったため急遽…!)
次に訪れる時は、ぜひノロッコ号や阿寒湖の遊覧船を体験したいと思います…!
後日、なち的理想のモデルコース(天気が良ければやりたかったことつめつめver)を公開予定です。
ぜひそちらも参考にしてみてください☺