なちです🌼
旅の合間やおうち時間に、ふと“旅気分”を味わいたくなることってありませんか?
そんなときにぴったりなのが「旅エッセイ」。
私、旅行に行くのも食べることも大好きなんですが、実は読書はもっと小さいころからずっと好き。
そんな私は、大人になって旅エッセイ・食エッセイというものにハマりました。
読んでいるだけで、わくわくして、自分の目で見てみたい、食べてみたい!と思うのです。
行ったことあるところ、食べたことがあるものだと、うわ~懐かしい!そんな風に感じる人もいるんだな~と思うのです。
前置きが長くなりましたが、私的オススメ旅エッセイ5選を勝手にご紹介します!!
あくまで勝手に、個人的嗜好満載のオススメですのでご承知おきください(笑)
おすすめ旅エッセイ
①やっぱり食べに行こう。/原田マハ
私の大好きな作家の1人・原田マハさんが描く旅×食の融合エッセイ。
かなりの短いエッセイが合計102個描かれています。
原田マハさんが小説の舞台に選んだ地で食べたものや、旅行中に食べたもの、日常生活の中で食べたもの、海外国内問わず、食と向き合ったエッセイです。
原田マハさんと同じものを食べに、その地に思わず出かけたくなります!
原田マハさんの作品を読んだことがない方でも読みやすい一作です。何よりお腹が空いてきます(笑)
②47都道府県女ひとりで行ってみよう/益田ミリ
こちらはタイトルに惹かれて購入。購入した際の帯に、”ずっとずっと売れています!益田ミリさんのロングセラー!年間文庫売上1位!旭屋書店池袋店”と書かれていたのも決め手。
私は、この本に出会って確実に旅エッセイにハマりました(笑)
益田ミリさんのゆる~い文章がとってもいい!
”何かを学ぶ、などにはこだわらない「ただ行ってみるだけ」の旅。”と最初の1ページに書かれていて、”あ、旅って何にも気負わずに行っていいんだ!”と思えました。お金も時間も使う旅、何かを感じて帰ってこなければとどこかで思ってしまっていたけれど、ただ外の世界に触れてみる、旅に出かけたい!と私の背中をそっと押してくれました。
③考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール/益田ミリ
これまた益田ミリさん。フィンランド旅行に行く前に読んだ、私の人生初の旅エッセイ&益田ミリさん!
フィンランド旅行を予定している人、フィンランドに興味がある人、旅行が好きな人、誰でも読んでほしい✨
フィンランドという街の素敵さはもちろん、人生についてゆっくり考える、そんな旅エッセイ。
益田ミリさんのゆる~い感じはありながらも、1人旅の中で考えるあれこれに、共感します。
あと、ミリさんがフィンランドで同じ店に何度も行ってて、そのお店に行きたくなります(笑)
私たちのフィンランド旅行はそんなに時間もないので、同じ店でゆっくりなどはなかなかできませんでしたが、ミリさんみたいに旅ができたら素敵だな~と思っていました。
④深夜特急/沢木耕太郎
こちらは、旅エッセイ好き、旅好きの方なら誰しも知っているであろう超超超・定番の一冊。一冊といいつつシリーズものなので、文庫本合計6冊。
こちらはたまたま飲食店に、「旅するちからー深夜特急ノートー」が置いてあり、気になったのがきっかけ。
それまで有名な本とも全く知らず、運命的な出会いに感動して読みました(笑)
バックパッカーのバイブルと呼ばれるだけあり、なかなか過酷な旅。日本から香港へ旅たち陸路2万キロをバスでロンドンまで目指す旅を描いています。途中で出会う人々や、宿、景色、どれもが目の前にありありと見えてきます。30年以上も前の世界を旅するって、2000年代を生きてきた私には想像もつかない。2025年の今読んでも、面白いと思えるエッセイです。
ちなみに夫は”前半は面白かったけど、後半微妙”という感想、私は”5・6巻が一番良かった”という感想。置かれてる環境や価値観は同じように見えて全く違うんだなと感じました(笑)
⑤美しいものを見に行くツアーひとり参加/益田ミリ
またまた益田ミリさん。こちらの本は、6つの海外旅行ツアーの旅行記です。
写真と漫画と文章と、ミリさんワールド全開でとっても面白いです。
何より、全行程とツアー料金が最初に載っているので、実際に旅できそうかどうかを考えながら読むのも楽しい。
私がいつか行ってみたいと思っているドイツ・クリスマスマーケットの旅、フランス・モンサンミッシェルの旅も含まれていて、行ってみたいと思っているだけじゃだめだ!と思わせられます。
ミリさんの行動力には毎回感動させられます。この時40代なんです、ミリさん。
そのミリさんが自分より年齢が上の人たちが海外旅行に元気に来ている姿を見て、若いうちにと思っていたことを反省した(意訳)と書いていましたが、2025年現在ギリギリ20代の私ときたら…まだまだやりたいことをやっていかないと!!
番外編 湯気を食べる/くどうれいん
この本は、旅というより、日常の食のエッセイですが、たぶん旅好きな人は食好きも多いという持論があるのでご紹介させてください!
はじめてくどうれいんさんの本を読みましたが、とても読みやすくさくさく読めます。
年齢が近いこともあり、共感できることもたくさん。
食エッセイのはずなのに、元気をもらえて、私も負けない!と思える不思議な本です。
そして内容がどれもおいしそう。表紙が可愛いのですが、その表紙に描かれるチート飯も実際に家で作って食べました。
まとめ
どの本も、ページをめくるたびに小さな旅が始まるような作品ばかりです。
旅に出る時間がなくても、本の中で出会う景色や食べ物が、心を遠くへ連れて行ってくれる。
そんな読書の旅を、あなたも楽しんでみませんか?📖✈️
私のブログも、かる~い気持ちで覗いてみてもらえると嬉しいです。ゆるゆる更新がんばってます!

